青に透けた肉塊

君は変人に憧れている常識人だった。

2018-07-24から1日間の記事一覧

未完/擱筆 小説「翌る日は」

翌る日は(未完)自分の寝息のはずみが、耳の奥底からゆっくりと耳朶へ近づいてくるように聞こえ、レースカーテンの網目から漏れる光のような、細かな眩しさをまぶたの裏に感じて、聡子は朝に気づき、目を開けた。寝床である和室の障子は、朝の日差しをふっく…