青に透けた肉塊

君は変人に憧れている常識人だった。

2019-09-18から1日間の記事一覧

140-2

「石-1」その二千円のシャドウは鏡子にとって、憧れていた母の真珠や父のネクタイピンよりも価値の高い存在となった。デパートの堅苦しい包装を何枚も粗雑に破って姿を現したコムパクトを慌てて抱擁する。膨らみすぎた期待に対して、それは消えてしまいそう…