青に透けた肉塊

君は変人に憧れている常識人だった。

喜ばしたいよ。

芸術はわがままな方がいいなあ。固定観念は、いらない。人類の発展のように忙しく、生まれたての子猫のように自由でいい。

君が好きだって書こう。緻密な緑色のカエルの艶やかな光沢のなめらかにしなる脚の筋力を、書こう。大声で叫びたくなるほど辛いと書こう。

芸術はなんだってできる。

そうじゃない?