青に透けた肉塊

君は変人に憧れている常識人だった。

自由にしゃべる横顔

選挙の拡声器から無数の言葉が噴出して、街に散らばっている。喧騒を見渡せば自己主張と利己心のパレード。知識も、肉欲も、精神も、全部たやすく売っては小銭にする。


人に何かを教えるときは、なるべく利益なんか考えずに教えてあげたいものだ。不特定多数の、良い人にも悪い人にも、お金さえもらって簡単に話してしまう汚らわしい心が見え透いた商売には、なるべく近寄らない。自分は得意なことを、気安くしゃべらず大切にしていたい。



作家になるべくして生まれてきたから、私が物を書くのは生きるための義務であり、責任である。


栄誉と金が欲しくて小説を書く人がいるみたいだけど、作家という職業に当てるのは適切ではない。少なくとも金は働いていれば食えるだけの分はついてくる。


人の評価無くしては生まれないのもまた芸術だ。